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らんの育て方

シンビジューム

栽培カレンダー

色彩豊かで寒さにも強いギフトの定番!

シンビジュームは東南アジアをはじめ、広範囲に自生する蘭で、日本の春蘭や寒蘭もその仲間です。現在では品種改良も進み、様々な色彩のもの、香りのよい品種、小型のものなどバラエティーが広がっています。シンビジュームは低温にも強く、花期が長いのも特徴で、ギフトとしても大変人気のある蘭です。

シンビジュームを上手に育てる3つのポイント

置き場所 日当たり

春から秋にかけては戸外で管理し、風通しの良い場所に置きます。50%程度の遮光をし葉焼けを防ぎます。シンビジュームは寒さに強く、最低5℃程度までは大丈夫ですが、霜が降りる前には室内へ取り込むようにします。室内に取り込み、風通しが悪くなると病害虫も発生しやすくなるので、できるだけ日当たりの良い通気性の良い場所で管理します。

水やり

春から秋にかけての成長期には大変水を好む品種です。水やりをする際には鉢全体に水がいきわたるように十分に水を与えます。夏場はできるだけ朝方の涼しい時間帯に水やりをするようにします。冬場でも花芽が伸びているときや、開花している間には過度な乾燥や、水切れには注意が必要です。

肥料

春に新芽が伸び始めたら、7月頃まで油粕などの固形肥料を与えます。油粕は約1か月程度で効果が薄れるので、その時は新しいものと交換します。8月の猛暑日が続くときは強い固形肥料は根を痛めてしまう可能性があるので、薄めの液体肥料に切り替え、9月下旬ころまで週に1度程度与えます。冬場や開花中の肥料は不要です。

もうすぐ開花!そんな時期のお手入れ方法

室内の過度な乾燥や水切れに注意します。またせっかくの花芽がナメクジなどの食害を受けないよう、こまめに観察しましょう。開花後も暖房器具の近くや高温の場所にはおかず、少し温度が低い場所で管理すると、花持ちもよく、長期間花を楽しむことができます。
ある程度花が終わり始めてきたら、株を弱らせないよう早めに花茎を切り、切り花などで楽しむと良いでしょう。

シンビジュームの栽培に起きやすいトラブル

風通しが悪かったり、乾燥すると葉の裏にハダニが付きやすくなります。葉の裏でなかなか気づきにくいのですが、葉の裏に黒い小さな斑点が数多くみられる場合にはハダニの可能性が高いので、濡れたタオルでこまめにふき取り、殺ダニ剤を散布して駆除します。 成長期や開花期の新芽や花芽のナメクジによる食害にも注意しましょう。

芽かき

新芽はスマートで尖っている
(花芽は全体的に丸みを帯びている)

不要な新芽を根元から取る

シンビジュームは生育が旺盛な品種なので、毎年たくさんの新芽を出します。しかしそれらをすべて成長させてしまうと、栄養が分散されてしまい、1つ1つのバルブが充実しません。生育が良好な新芽を2~3芽選び、それら以外は芽かきをします。その際に、花芽であることもあるので注意が必要です。

植え替えに挑戦してみよう!

もともと増えやすく丈夫なシンビジュームは、すぐに鉢がいっぱいになってしまいます。またバルブにシワがよってきたり、株全体に元気がない場合には根ぐされの可能性があるので植え替えをします。

株が生育を開始する時期(3月~4月)に行います。鉢から抜き、古くなった植え込み材料を取り除きます。鉢から抜けずらい場合には、鉢の縁をハンマー等で少しずつたたくと抜けやすくなります。その際に新芽や株に傷がつかないように注意しましょう。
株が大きくなって、元の鉢からはみ出ているような場合には、一回り大きな鉢を選びますが、株の状態が思わしくない場合には小さめの鉢に植え込むようにします。鉢を大きくする際にはその隙間に同じ植え込み材料(バークの場合はバークで)を入れていきます。
株の状態が思わしくない場合には、根の周りの植え込み材料をできるだけきれいに取り除き、新しい植え込み材料で植え込むようにします。

監修:萱場修一

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