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らんの育て方

オンシジューム

栽培カレンダー

ギフトとしても人気の『黄色い蝶』オンシジューム

ラン科植物の黄色い花の代名詞にもなっているオンシジューム、別名『バタフライオーキッド』。その名の通り、蝶をイメージさせる花形が特徴です。

原種は近縁属も合わせて約400種以上あり、中央~南アメリカの熱帯や亜熱帯に広く自生しています。

園芸種としても切り花や鉢物として人気が高く、ギフトとしてもおなじみです。

オンシジュームの代表的な品種は、枝ぶりが良い『アロハイワナガ』や黄色一色の『メイフェアーイエローエンジェル』などがあります。

ランの中でも寒さに強く丈夫なので、初心者の方にお勧めです。

オンシジュームを上手に育てる3つのポイント

寒くなってきたら室内へ!

外気温が12度以下になったら室内で管理します。
この時、できるだけ日光に当てることを心がけましょう。でも葉やけには注意してください。
春になって、外気温が15度以上になったら、戸外で50%ぐらいの遮光がしてあるところに置いてください。

気温に合わせて水の量を調整!

もともとオンシジュームは水が好きな植物です。冬の間は根ぐされに注意しながら、できるだけ少ない水で管理するのが良いでしょう。
基本は、鉢が乾いてから水やりを行いますが、気温の上昇とともに水の量を増やしていってください。
冬は1回につきコップ半分ぐらい、夏はコップ2~3杯ぐらいあげましょう。

肥料はタイミングをみて適切に!

オンシジュームの肥料は、4月~7月中旬と10月~11月の2期に分けて、液肥を与えます。希釈倍率は1000~3000倍ぐらいが良いでしょう。
また、5月になったら置き肥を1回行ってください。
この時、元気に根が伸びていることを確認してから行いましょう。

もうすぐ開花!そんな時期のお手入れ方法

10月~11月ぐらいになると、バルブの脇から花茎が見え始めます。花茎が伸び始めて、枝の先につぼみが見え始めてきたら、支柱を添えてあげましょう。

花が1~2輪開き始める時が支柱の一番良いタイミングです。花が開いてから支柱を添えると、花が落ちたり傷ついたりするので要注意です。

花茎を切る時期は、花が満開になって1週間ぐらいがいいでしょう。消毒したハサミで根元から花茎を切ってください。

切った花は花瓶に入れれば1ヵ月ぐらいは切り花で楽しめると思います。

オンシジュームを、より美しく、より健康に、育てよう!

ナメクジに冒されたオンシジューム

家のオンシジュームに害虫が!そんな時でも慌てずに!

一番害虫が多いのは、外に出して室内に移動する秋です。ナメクジ、ダニ、カイガラムシなどの害虫を駆除しましょう。

特に柔らかい花茎を食べにくるナメクジには注意が必要です。食べられてしまったら花茎がダメになってしまいますので、ナメクジ専用の薬を使ってください。ダニやカイガラムシは見つけたら殺虫剤を散布しておきましょう。

また、新芽や花芽が伸び始めるとアブラムシが発生しやすくなります。

病気かも・・・と思ったら、早めの治療を!

オンシジュームで一番多い病気は『軟腐病』です。

葉が茶色くなったかと思ったとたん、患部が茶色く水気を帯びた状態になります。発生すると1~2日の間にどんどん進行し、そのままにしておくと枯れてしまいます。

また、新しいバルブがだんだんシワシワになってきたら『根腐れ病』の症状です。

対処方法は、植込み材料を取り、根をきれいに洗ってから、元の鉢にそのまま根だけになった株を入れてください。1日1回タップリと水をかけてあげれば新しい根が見えてきます。

『軟腐病』の症状例

『根腐れ病』の症状例

植え替えに挑戦してみよう!

オンシジュームの植替えの時期は、3月下旬~4月上旬です。鉢から根がはみ出し、外に白い根が出始めたら植替え時です。

今まで植えてあった物と同じ植込み材料を用意して、1サイズ上の鉢に植え替えしてあげましょう。

この時、鉢を大きくしすぎると根腐れの元になります。開花中の株は花が終わるまで待って植替えましょう。

植え替えのポイント(1)

植替えは、鉢のサイズを1サイズだけ大きくするのがポイントです。

植え替えのポイント(2)

今まで植わっていた植込み材料と同じもので植え込むのが良いでしょう。

植え替えのポイント(3)

大きな鉢になりそうな時は、古いバルブを取り、できるだけ最大4.5寸くらいで植え替えれば、根腐れを防げます。

植え替えのポイント(4)

植替えを行うと、必ずといっていいほど根が折れてしまいます。植替え後1ヵ月ぐらいは、今までの水やりの量の半分ぐらいをこまめに行ってください。根が再生するのが早くなります。

監修:高橋昌美

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