トップ  >  らんの育て方  >  胡蝶蘭

らんの育て方

胡蝶蘭

栽培カレンダー

ギリシャ語で「蛾のような」に由来する、日本でもおなじみの蘭

ファレノプシスとはギリシャ語の「蛾のような」に由来し、日本ではコチョウランの名で知られています。原産地は台湾、東南アジアからインド、オーストラリアの一部で、樹木などの表面に根を張り、そこを伝わる養水分を摂取している着生蘭です。高温多湿を好むといわれますが、実際は樹上などの風通しの良い場所で生育し、乾燥状態に比較的強いのも特徴です。

胡蝶蘭を上手に育てるポイント

花期

多くの種が冬~春咲きですが、現在では品種改良や開花調整によって、年間を通して花を楽しむことができます。

温度、置き場所

基本的に室内で管理します。日当たりの良い場所に置き、レースのカーテン1枚程度の遮光をします。夏場は屋外でも栽培できますが、60~70%の遮光をして、葉焼けを防ぎましょう。

水やり

春から秋の成長期は、植え込み材料の表面が乾いたらたっぷり水を与えるのが基本です。
常に鉢内が湿っている状態は根腐れの原因になることがあるので注意します。
夏場の気温が高いときなどは、夕方以降に水を与えます。
冬場は休眠期なので7日から10日に1回を目安に水を与え、乾かし気味に管理します。

肥料

油かすと骨粉などが配合された固形肥料1~2個を春に一度くらい与え、春から秋の生育期には液肥を規定濃度の2倍~3倍程度に薄め、月に2回~3回程度与えます。
開花している間や冬期には必要ありません。

もうすぐ開花!そんな時期のお手入れ方法

前述の通り、つぼみが出てきたら、水切れや乾燥に注意し、植え込み材料が乾いたら、たっぷりと水を与えます。またナメクジの食害も注意してください。 花を摘むときは、しおれた花から花だけを手でつまんで取るか、消毒薬で殺菌したハサミ、又はライターなどで焼いたハサミで花だけを切ります。

家の胡蝶蘭に害虫が!そんな時でも慌てずに!

花の咲いている時やつぼみの時、また、新芽が出始める時期はアブラムシやナメクジの食 害に注意します。風通しが悪かったり、乾燥すると葉の裏にカイガラムシなどがつきやす いので注意します。 アブラムシは、発見したら直ぐに殺虫剤で駆除してください。 カイガラムシは発生したら、歯ブラシなどで落とし殺虫剤を散布します。 ハダニは水やり時に葉の裏側にも水をかけるようにすると着きにくくすることができま す。 ナメクジは見つけたら捕殺、薬剤を散布してください。

植え替えに挑戦してみよう!

2~3年に1回、春に行います。目安は鉢から根がはみ出してしまったり、植え込み材料が 古く傷んできた株を植え替えします。 春になって暖かくなってきてからの植え替えが基本ですが、株が弱っている場合には真冬 を除き、早めに植え替えをしましょう。 購入時、何株か寄せ植えになっている鉢は1株ずつに分けて植えましょう。

良い株の見分け方

植え替えのポイント(1)

葉がしっかりしていている株を選びましょう。 つぼみが多いものは、環境の変化により咲かない恐れがあるので、五分以上咲いたものがおすすめです。

監修:井出光俊

このページのトップへ