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らんの育て方

バンダ

栽培カレンダー

東南アジア原産の、色彩豊かな蘭

属名:バンダ
(vandoideae)

バンダは主に東南アジア原産で、その色彩は他の蘭にはあまりない青色から紫、赤、黄、白など多岐に及びます。日本のフウランもその仲間です。もともと「バンダ」とは「木に宿る」という意味で、樹木に太い根をはり、着生している植物です。そのため他の蘭とは違い、根が空気を好むので、ミズゴケなどの植込み材料などで根を覆わず、バスケットなどで根をむき出しにして管理されるのが一般的です。開花は比較的不定期で、1年に2~3回咲く品種もあります。

バンダを上手に育てる3つのポイント

温度・湿度管理が何より!

バンダの仲間といっても様々なタイプがあります。大型のバンダといわれるものは一般的に高温を好むといわれており、冬場でも15℃以上に保つことが好ましいでしょう。 小型のアスコセンダ等の仲間は低温に強く品種改良されているものもありますが、12℃以上で管理します。植込み材料を使っていない場合が多いので、乾燥する時期などは加湿器等で湿度を保ちましょう。

置き場所 日当たり

夏場は屋外の風通しの良い場所で管理しますが、葉焼けを防ぐために50%程度の遮光をします。最低気温が15度以下になったら室内へと取り込み、日当たりの良い場所に置くようにします。

水やりと肥料

通気性が良いことを好むので、バスケットなどに根がむき出しで植え込んである場合が多いのですが、水を大変に好む品種です。春から秋にかけて温度が高い時期には朝夕2回程度しっかりと水やりをします。冬場でも乾燥に弱いので、できるだけこまめに霧吹きをして保湿するようにします。温度が高い春から秋にかけては活発に成長します。市販の液体肥料などを規定濃度の3~5倍程度に薄めて、週に1回程度与えます。

もうすぐ開花!そんな時期のお手入れ方法

花芽が見えてきたら

バンダの花芽は片方の葉の上から4枚目くらいの葉の間から出るのが一般的です。花芽が出てきたらできるだけ風通しの良い場所に置き、葉と葉の間に水がたまらないようにします。また昼夜間の温度差の少ない場所で管理し、過度な乾燥も花芽がとんでしまう原因となるので注意が必要です。

バンダの栽培に起きやすいトラブル

最も多いトラブルは葉が痩せてきたり、下から落葉してくるトラブルです。バンダは他の蘭と違って、バルブがなく、葉と根に水分を貯めています。原因は水やりの不足や過度な乾燥が考えられます。特に冬場、乾燥した室内で管理する場合には十分な保湿対策をしましょう。

バンダの植え替え

バンダはバスケットに根がむき出しになって植え込まれているのが一般的なので、他の蘭のように定期的に植え替えをする必要はありません。しかし水を好む品種なので、あまりまめに水やりができない方や、長期的に家を留守にされる方は、下記のような対処方法もあります。

準備するもの

プラスチック鉢 バーク(ベラボンでも可)支柱 発泡スチロール(底上げ用)

植え替えのポイント(1)

プラスチック鉢の底に発泡スチロールなどを入れ、底上げをする。

植え替えのポイント(2)

伸びた根をバスケットの周りに巻きつける

植え替えのポイント(3)

鉢の中に入れ、周りにバークやベラボンを入れ固定する。

植え替えのポイント(4)

ラベルを差し、支柱を立てて完成。

監修:萱場修一

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